スクリーンリーダーを使ったUTAU入門・その2

前回の続きで、違う歌声を使いたい。、もっと自然に歌ってほしい。そんな話をします。

それを実現するために、 音源ライブラリーや、プラグインソフトなどをインターネットからダウンロードして使います。

「音源ライブラリー」は歌声そのもので、ネット上に無料で沢山公開されています。単独オン音源、連続音音源、CVVC音源などいくつか種類があります。最初は、単独オン音源が使いやすいでしょう。ですが、連続音音源は、単独オン音源よりも自然な歌声を作りやすいので、こちらがお勧めです。cvvc音源は特殊なので、ここでは説明を省きます。

好みに合うものや、使いやすい音源が欲しければ、ほかの人が作った曲を聞いたり、ネット上の評判を参考にしたり、自分でためしたりして見つける必要があります。

プラグインソフトは、まずは連続音音源を使うために必須なものだけあれば充分です。

まずは、音源ライブラリーのダウンロードとインストールをします。 GOOGLEで、「UTAU 音源ライブラリー」などのキーワードで検索すれば沢山見つかるはずです。

とりあえずこちら、 カノンの落ちる城からダウンロードできる、波音リツの「強連続音 Ver1.5.1」 などいかがでしょうか?

音源ライブラリーを入れるフォルダは自由に変更できますが、初期状態では、
C:\Program Files (x86)\UTAU\voice だと思います。

ここにダウンロードして解凍した音源ライブラリーを、コピーします。この時、フォルダの階層に注意してください。余分なフォルダは作らずに、oto.iniなどの各種ファイルが、voice直下のフォルダに入るようにします。 voiceの中にutaというフォルダがあると思います。このフォルダと同じようになっていればオッケーです。

UTAUからは、音源のプロパティで使いたい音源ライブラリーを選びます。 音源ライブラリーを選ぶと、初回のみ原音登録の操作が必要です。 原音登録がどうとかのウインドウが開いたら、登録のボタンを押してください。

続いて、プラグインソフトのダウンロードとインストール。必要なプラグインは一つ。

ここからダウンロードできる「連続音一括設定」

プラグインを入れるフォルダは、初期状態では、
C:\Program Files (x86)\UTAU\plugins
だと思います。 ダウンロードしたファイルを解凍し、ここにフォルダごとプラグインをコピーします。 pluginsの中にautoren160というフォルダがあって、その中にプラグインのファイルが入る形です。

これで準備完了。

単独オン音源の場合は、プロジェクトのプロパティで使いたい音源を選びます。 その他は、前回「その1」に書いたのと同じやり方です。

ここから先は、連続音音源について書いて行きます。

メロディをインポートし、歌詞を付けたら、プロジェクトメニューの「プロジェクトのプロパティ」で、使いたい音源を選びます。

次に、メロディを全選択した状態で、ツールメニューのプラグインから「連続音一括設定」を選んで実行します。

そうしたら、いろいろな項目がありますが、気にせずにOKぼたんだけを押します。 詳しく知りたければ、プラグインを解凍したときに出てきた、readme.txtを読んでください。

そうしてから、f5を押します。 これだけで、かなりなめらかに歌ってくれるはずです。1文字1文字がぶつ切りにならないなめらかさが、連続音音源の特徴です。

・補足事項

歌詞をつける時も、 プラグインを使うときも、メロディが全部選択されていなければいけません。 それらの捜査の直前に、ctrl+A をやっておくと安心です。

UTAUの歌声合成には、モード1とモード2があります。モード2が、難しいことは何も意識しなくても、それなりに自然に歌ってくれるモードです。 うっかりモードを切り替えると、とっても不自然な歌声が出来上がります。 そうなってしまった時は、モード2ボタンでスペースキーを押してモードを切り替えてみてください。

MIDIファイルを作るときに、ゲートタイムに注意してください。 連続音音源でなめらかに歌ってもらうためには、音符と音符の間に、ほんのわずかにでも休符が入らないようにします。  自分が使っているMML2MIDでは、トラックの最初に q0を指定します。 これをやらないと、四分音符の1/48の長さの休符が、音符と音符の間に自動的に入ってしまい、ぎこちない歌い方になります。

あるいは、UTAUの編集メニューの「休符の除去」で、指定した長さよりも短い休符だけを削除することが出来るようです。試したことは無いですが、鍵盤でメロディーを入力される人には役立つ機能かも知れません。

他にも試したことのない機能や、知らない機能は沢山あります。 ここに書いている方法が最善とは限りません。自分なりのやり方を模索してくださいね。

今回はここまで。


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